Amazonのクラウド事業が数百人解雇~正確な数は未公開

Amazon Web Services(AWS)が数百人の従業員を削減したと報じられています。

Reutersが2つの情報源を引用して報じたところによると、この人員削減は、CEOのアンディ・ジャシーが生成AIツールが従業員数を削減すると述べたわずか1ヶ月後に実施されました。

Amazonは削減を認めたものの、具体的な人数については明かしていません。

「AWSの特定のチームにおいて、一部の役職を廃止する難しい経営判断を下しました」と、同社広報担当者はロイター通信へのメールで述べました。「これらの判断は、顧客へのイノベーション提供のため、投資を継続し、採用を拡大し、リソースを最適化していく上で必要不可欠です」

Reutersは、顧客と協力して新しい製品アイデアを創出したり既存の製品を販売したりする「スペシャリスト」チームが影響を受けたチームの一つだと報じていますが、Amazonはこれらがクラウド部門の複数のグループに及ぶと述べています。

最新の決算報告では、クラウド部門は2025年第一四半期に前年同期比17%増の$293億ドルの売上を計上しました。

AWSのリストラは、マイクロソフトが2025年5月の約6,000人のリストラに続き、最新のリストララウンドで約9,000人の従業員を解雇したとの報道に続くものです。

インテルも今月、オレゴン州で約2,400人の従業員を解雇しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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