J パワーとKDDIが、北海道で51.5MWの風力PPAに合意

2028年運転開始予定

電力会社のJ パワー(電源開発株式会社)は、北海道上ノ国町に51.5MWの陸上風力発電所を建設するため、KDDIと20年間の仮想売電契約(バーチャルPPA)を締結しました。

PPAの条件では、KDDIは運転開始時に風力発電所の環境価値を非化石証書の形で受け取ります。KDDIによると、この風力発電所から生み出されるエネルギーにより、同社の通信基地局全体のCO2排出量を実質10%削減できると見込んでいます。

上ノ国第三風力発電所は、1基4.3MWの風力タービン12基で構成されます。J パワーは2025年前半に建設を開始し、2028年9月に商業運転を開始する予定です。

両社によると、今回のPPAは、日本の通信事業者部門で締結された陸上風力発電のバーチャルPPAとしては最大規模とのことです。両社のvPPAは、19.5MWの新南大隅ウインドファームに関連する20年契約に次いで2件目となります。同風力発電所は4.3MWのタービン5基で構成され、2027年12月に商業運転を開始する予定です。

2000年にDDI、KDD、IDOが合併して設立されたKDDIは、日本第2位の通信事業者です。通信事業に加えて、アジアを含む世界各地でデータセンターを運営するTelehouseの親会社でもあります。

KDDIは自社でもデータセンターの開発に乗り出しています。昨年12月、同社は大阪府堺市のシャープ工場跡地「グリーンフロント堺」にAIデータセンターを開発すると発表しました。両社によると、このデータセンターはアジア最大のAI設備になるとのことです。

PPAは日本全国で人気が高まっており、ここ数か月で複数の大手データセンター事業者が長期PPAを締結しています。Amazonは1月、EDP Renewables APACおよびX-Elioと2件のPPAを締結しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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