NTTグローバルデータセンター、京阪奈データセンター起工

NTTグローバルデータセンターは先週、関西で稼働予定の京阪奈データセンターの起工式を行いました。

この30MWのデータセンターは、京都の平坦な地形に建設され、海抜約94メートルに位置し、自然災害のリスクが少ないことが特徴。大阪府、京都府、奈良県といった都市部から車で1時間以内の距離にあり、アクセスの良さは戦略的な利点となっています。

式典では、土地を神聖化し、建設期間中の安全を祈願する伝統的な神事が執り行われ、NTTグローバルデータセンターの経営陣と建設パートナーが、この式典を祝いました。

AirTrunkもまた、大阪に最新のデータセンター「AirTrunk OSK1」(OSK1)の建設に着手し、この重要な試みの始まりを象徴する特別な地鎮祭を執り行っています。

2024年第1四半期は、さまざまなデータセンター事業者が日本でのプレゼンス強化の意向を示す発表が急増しました。Amazon Web Services(AWS)は、今後5年間で2兆3,000億円(約155億ドル)を日本に投資するという大胆な計画を発表し、データセンターインフラを強化する戦略的な動きを示しました。

Yondrグループは、丸紅株式会社と戦略的パートナーシップを結び、東京市場に足掛かりを築き、アジアにおけるYondrのプレゼンスを拡大します。

Digital Realtyも、千葉県印西市の NRT キャンパスにある最新のデータセンター NRT12 の開所式を行いました。NRT12 は、千葉県印西市の NRT キャンパスにある最新のデータセンターで、この拡張により、34 MWの IT キャパシティが追加され、合計 73 MW となります。

日本におけるデータセンター建設の急増は2024年まで続き、DC事業に携わる調査対象企業50社のうち15社が、2023年から2025年にかけて新規建設または施設拡張の計画を表明しています。



W.Media ( Hazel Moss 記者)より抄訳・転載



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