XING MobilityとENEOS、液浸冷却バッテリーシステムの推進で合意

XING MobilityとENEOS は、エネルギー貯蔵および自動車市場のアプリケーションにおいて、液浸冷却バッテリーシステムを共同で推進するための覚書を締結しました。この戦略的パートナーシップは、安全で効率的な液浸冷却技術の採用を加速することを目的としています。

kグローバルな持続可能性を追求するため、日本のエネルギー大手ENEOSは、データセンターのサーバーとバッテリーシステムの熱管理を最適化する先進的な液浸冷却液を発表しました。一方、XING Mobilityの10年にわたるノウハウは、自動車およびエネルギー貯蔵ソリューションにおける優れた冷却効率、安全性、安定性を保証するものです。両社はそれぞれの強みを生かし、多様な市場に向け最先端の冷却ソリューションを提供していくと述べています。

XING Mobilityの創業者兼CEOであるRoyce YC Hongは、次のように語っています： 「液浸冷却バッテリー技術の商用化を加速させるため、XING Mobilityは業界エコシステムを構築しながら革新を進めています。今後、ENEOSは、私たちが日本および世界市場に進出する上で不可欠なパートナーとなるでしょう。XING Mobilityの液浸冷却バッテリーシステム開発の専門知識と、ENEOSの100年にわたる市場経験と広範なネットワークを組み合わせることで、液浸冷却バッテリーソリューションを急速に普及させ、電動化への移行に理想的な推進力を提供することを目指します。」

XING Mobilityは今年、世界初の液浸冷却バッテリーシステム専用工場を正式に立ち上げ、複数のグローバル市場で顧客への製品納入を開始しています。ENEOSとのパートナーシップは、技術革新を推進する協力関係を意味し、液浸冷却バッテリーシステムを自動車およびエネルギー貯蔵市場にもたらすと同時に、地球規模の持続可能性に貢献し続けるといえるでしょう。

Digital Infra Network( Shatabdi Mazumdar 記者）より抄訳・転載