VNETがHina Group から敵対的買収提案を受ける

中国でキャリアおよびクラウドニュートラルのインターネットデータセンターサービスを提供し ナスダックに上場しているVNET Group, Inc.は最近The Hina Group and Industrial Bank 社の上海支店から、当社の発行済み普通株式のすべてを、米国預託株式1株あたり現金8米ドル、または普通株式1株あたり約1.3333米ドルで取得するという敵対的提案書（未承諾予備拘束なし）を受け取ったと発表しています。

「取締役会は、この提案を受け取ったばかりで、この提案に関して何ら決定していないことを、当社の株主および当社の証券の取引を検討している人々に注意を促しています」と、同社は開示の中で述べています。また、最終的な提案がなされること、契約が締結されること、提案された取引やその他の取引が承認または完了されることを保証するものではありません、と同開示は付け加えています。

プライベート・エクイティ・グループの Blackstone は現在、ロンドンに拠点を置く TT International Asset Management に次ぐ VNET の第2位の機関投資家です。VNET は中国国内の30都市以上で事業を展開し、インターネット企業から政府機関、優良企業、中小企業まで、さまざまな業界にわたる6000社を超えるホスティングおよび関連企業の顧客に、多様かつ誠実なサービスを提供しています。

2021年12月、VNETは政府系ファンドと合弁投資基本契約を締結し、中国における複数のビルド・トゥ・スーツ型超大型データセンタープロジェクトの開発および投資機会を追求することにしています。

この展開は、VNETが2021年の売上高を28.2％増の61億9000万人民元（9億7130万ドル）に、調整後EBITDAを32.4％増の17億5000万人民元（2億7520万ドル）に急増させると発表した背景によるものです。

最高財務責任者（CFO）のティム・チェンは、「2021年通年では、マクロの不確実性と外部の課題にもかかわらず、ラック納入の年間ガイドラインを達成しました」と述べています。「今後、バランスシートの健全性を高め、IDC需要の急成長を活用し、株主の皆様に増加する価値を生み出すために、さまざまな資金調達方法を引き続き検討してまいります。」

W.Media (VENKATESH GANESH)より抄訳・転載