ガーナ規制当局、Vodafone-Telecelの買収を承認

Telecel、Vodafoneの70%の株式を取得へ

ガーナは、Vodafone International Holdingsが保有するVodafone Ghanaの株式の70%をTelecel Groupに売却することにゴーサインを出しました。

提案された取引の正確な条件は明らかにされていませんが、以前から計画されていた取引です。

ロイター通信によると、 Telecel が先月、財務・技術面の修正案を提出した後、国家通信庁(the National Communications Authority:NCA)から売却の承認が得られました。

この売却は当初、Vodafone Ghanaの提案が必要な規制基準を満たしていないとして、昨年NCAによって断られました。

しかし、今回提出された計画は、NCAが指摘した取引の資金調達をより明確にするもので、規制の基準を満たすことができました。

Vodafoneは2008年に初めてガーナに進出し、政府に9億ドルを支払って70%の株式を取得し、残りの株式は国が保有しています。

一方、モーリシャスに本社を置くTelecel Groupにとって、この取引は大陸全体に拠点を拡大する機会を提供するものです。

今回の売却は、昨年8月に発表されたVodafoneのハンガリー事業部門を地元IT企業の4iGとハンガリー国に18億2000万ドルで売却したのに続くものです。

また、ロンドンを中心に数百人の人員削減が予定されており、Nick Readの後任となる新社長もまだ発表されておりません。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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