Digital Edge、Indonetの残存株式を取得
2021年に初回買収を開始
Digital Edgeホールディングスは、インドネシアのデジタルインフラ企業PT Indointernet Tbk (Indonet)の残りの株式を取得しました。
この取引は、Digital Edgeによる Indonetの完全買収であり、Indonetの創業者が保有していた最後の株式でした。
シンガポールを拠点とするDigital Edgeは、2021年にIndonetの株式の過半数を取得し、1億6500万ドルを投資しています。
この投資の拡大は、Digital Edgeからの資本と外部借入枠の組み合わせによって実現されました。
Digital Edgeの Samuel Lee CEOは、次のように述べています。「インドネシアのデジタルインフラ市場は大きな成長の可能性を秘めており、国内のクラウドとデータセンターの両分野は、今後数年間で年平均成長率28%という2桁の伸びを示すと予測されています。」
「今回の Indonet への追加投資により、市場における当社の地位はさらに強固なものとなり、コロケーションのお客様に提供するファイバーおよび接続サービスのプラットフォーム全体における継続的な拡充が可能になります。」
Indonet 創業者4人のうちの1人で、残りの株式を持って会社を去る Otto Toto Sugiri はこのように語っています。「Indonetをいちから築き上げたことは、私の最大の功績のひとつであります。Digital Edgeのチームが引き続き事業を力強く発展させ、インドネシアのデジタルインフラストラクチャー市場における大きな成長機会をさらに活かしてくれると確信しています」
Indonetは1994年に設立されたインドネシア初の商用インターネット・サービス・プロバイダーです。同社は現在、ジャカルタのダウンタウンに6MWのデータセンター、Edge 1を保有しています。2つ目のデータセンターであるEdge 2は、Edge 1から3kmも離れていない場所に位置し、23MWの容量で2024年に開設される予定です。
Digital Edgeは2020年8月にStonepeakによって設立されました。同社は日本、韓国、インドネシア、フィリピン各地でデータセンターを買収・開発しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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