T- Mobile データセンターをメリーランド州ボルチモアで売却またはリースへ

Five 9sの登録施設、2024年利用可能に

メリーランド州ボルチモアで、以前T-Mobileが入居していたデータセンターが売却またはリース可能になっています。

Five 9s Digitalを通じて入手可能なこのデータセンターは、ハワード郡ハノーバーの7267 Park Circle Driveに位置する2.6エーカーの土地区画に15,040平方フィート（1,397平方メートル）の広さがあります。掲載価格は未定です。

ワシントンの ボルチモア 空港から約3.2キロの場所に位置し、敷地内またはすぐ近くに11のファイバープロバイダーがあります。

また、750kVAのキャタピラー製発電機2台、Liebert製CRAC冷却装置、24時間365日の監視付きセキュリティ、VESDAによる事前消火、拡張可能な電源も備えています。データセンターのリースまたは売却には、敷地内の稼働中のセルタワーも含まれています。

Sprintは以前、このデータセンターを長期的に使用していましたが、2020年の合併時にT-Mobileに売却されました。

T- Mobileは、Sprintの買収によって同じ地域に複数のデータセンターを持つことになったため、年末にはこのデータセンターから撤退することになっています。

Sprintの合併時の評価額は260億ドルで、T-MobileはSprintの全資産を手に入れました。今月初め、合併から3年が経過したこの合併を覆そうとする集団訴訟が起こされました。

この訴訟の根拠は、AT&TとVerizonの加入者が、合併によって競争がなくなった後、ワイヤレスサービスのために何十億ドルもの追加料金を支払わなければならなくなったというものです。米国のThomas Durkin連邦地裁判事は、原告の主張は「もっともらしい」と判断しました。この訴訟はシカゴの裁判所で処理される予定です。

T-Mobile は2022年、同社のワイヤレス事業売却の一環として、40以上のスイッチサイトをCogent Communicationsに売却しました。Cogent Communicationsは、これらをアップグレードし、リテールコロケーション用に再利用することを目指しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。