Hong Kong Telecomが11月に2Gネットワークを廃止

5G用に周波数帯を再割り当て

Hong Kong Telecom(HKT)は、11月8日までに2Gネットワークを廃止することを公表しました。

HKTは先週の発表で、5Gネットワーク用に周波数を再割り当てすると述べました。

同社は、4月時点で2Gネットワークがモバイル契約ベースの0.36%を占めていると指摘しました。

同社は、900MHzと1,800MHz帯域の2G周波数帯を、5Gネットワーク用に再割り当てする予定です。

HKTの消費者部門の最高経営責任者(CEO)であるBruce Lamは、「5G技術の発展へのコミットメントに沿い、今後もネットワークリソースと専門知識を活用し、顧客の高まる需要と進化するニーズに応え、高速かつ低遅延の接続体験を提供していきます」と述べました。

2Gサービスは廃止されるまで通常通り運営されますが、約500万人の携帯電話加入者を抱える同キャリアは、2Gプランを利用している顧客に対し、端末のアップグレードを勧めているようです。

現在、多くの通信事業者が2G携帯電話サービスを段階的に廃止しています。ベトナムでは先月、情報通信省(MIC)が2026年9月までに国内で2Gサービスを、完全に終了させる計画を正式に発表しました。

イギリスでは、携帯電話会社4社すべてが2033年までに2Gサービスを廃止することで合意しており、フランスでは、Bouygues Telecomが2026年末までに2Gネットワークを廃止する予定です。

しかし、日本のネットワーク事業者が2011年に2Gサービスの終了を宣言しており、他国からはまだ少し遅れています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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