
ソフトバンク子会社SB Energy、IPO申請へ
データセンター市場への電力インフラ提供能力強化を支援
ソフトバンクグループ(SBG)のエネルギー子会社SB Energyは、米国市場での新規株式公開(IPO)の申請を計画しています。
発表によると、カリフォルニア州に拠点を置く同社は、特にAIデータセンター市場における電力インフラ分野の企業に対する投資需要の高まりを背景に、IPOの申請を進める方針です。同社はすでにインフラ整備を支援するために18億ドル超を調達しており、その中にはAI分野の主要企業であるOpenAIからの出資も含まれています。
SB Energyは当初、太陽光および蓄電システム開発企業として設立されました。2024年10月には、PPA(電力購入契約)に基づいてテキサス州でGoogleのデータセンターに電力を供給するための太陽光発電プロジェクトを発注しました。
近年では電力およびインフラ事業を多角化しており、天然ガスソリューションの提供や、データセンター分野におけるデジタルインフラ構築支援なども行っています。
特に本年1月には、以前から発表されていたテキサス州ミラム郡における1.2GW規模のStargateデータセンターの建設および運営を担う契約を締結しました。
これに続く3月には、同社の親会社であるソフトバンクが、オハイオ州の連邦政府所有地において数GW規模のデータセンターキャンパスを開発する計画を発表しました。この契約のもとでSB Energyは、合計10GWの新規発電設備を建設する計画であり、そのうち9.2GWは天然ガス発電となる予定です。これらの発電設備は地域の電力網に接続し、オハイオ州パイク郡ポーツマスサイトに建設される新たな10GWデータセンター開発に電力を供給する予定です。
プロジェクトの詳細は明らかにされていませんが、米国エネルギー省(DOE)によると、建設は今年中に開始される予定だと述べました。
SB Energyは2011年にソフトバンクの子会社として設立され、2015年には日本市場以外のプロジェクト開発を目的とした別のグローバル企業、SB Energy Globalが設立されています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
















この記事へのコメントはありません。