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Virgin Media O2がトゥイッケナムスタジアムに5Gネットワークを導入
ネットワークは5Gスタンドアロンではないものの
Virgin Media O2は、イングランドラグビーの本拠地である、トゥイッケナムスタジアムに5Gを導入しました。
同社は2月12日、今年のGuinness Men’s Six Nations(ギネス・メンズ・シックス・ネーションズ)に先立ち、同会場で5G専用ネットワークを展開したと発表しました。イングランドは土曜日に、今大会のホーム初戦を行い、フランスを26-25で下しました。
同キャリアはDCDに対し、このネットワークは昨年開始した5Gスタンドアロンネットワークに基づくものではないことを確認しました。
同社によると、昨年行われた前回のオータムインターナショナルの試合と比較して、フランスとの試合では、ネットワークが40%多くのデータを伝送したとのことです。
同社は、スタジアムでの展開が、スタジアム内のサポーターに信頼性の高い5Gカバレッジを提供することだけに特化した、新しい特注の5G分散型アンテナシステム(DAS)ネットワークを特徴としていると述べました。
同キャリアは、同会場に34の5G専用カバレッジゾーンを配備しました。Virgin Media O2は、これは英国で最も大容量のDASスタジアム展開であると主張しています。
Virgin Media O2のモバイルアクセスエンジニアリング担当ディレクターであるDr. Robert Joyceは、次のように述べました。「当社の新しいスタジアム専用ネットワークは、スタジアム内のO2顧客に大きな容量アップを提供し、周辺地域の顧客への試合当日の混乱を最小限に抑えることで、これに対処するように設計されています。」
同社は昨年、モバイルネットワークに毎日200万ポンド(250万ドル)を、投資していると述べました。
今週初め、ライバルキャリアのEEは、ウェンブリースタジアムに5Gスタンドアローンネットワークを展開したことを確認しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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