米連邦裁判官が国防総省にJEDI契約の再審査を許可

米連邦裁判官は金曜日、AmazonからのJEDI契約を不当とする訴訟を一時保留し、アメリカ国防総省(DoD)にこのクラウド契約の再審査を行うよう認めました。

Joint Enterprise Defense Infrastructure(JEDI)プロジェクトは昨年10月にマイクロソフトが契約を勝ち取りましたが、Amazonは、この決定は「悪質な過ち」に満ちていたと主張しています。 それは、Amazonのジェフ・ベゾスCEOへの嫌悪感から、公的にも裏でも、Amazonに対し攻撃を繰り返していたドナルド・トランプ大統領からの不当な圧力があった、との内容です。

一時保留されたJEDI

パトリシア・E・キャンベル・スミス判事は、Amazonが異議を唱えている今回の決定に関する訴訟を8月17日まで一時保留にし、 国防総省に再審査をするよう差し戻しました。

キャンベル・スミス判事は3月、10年間で100億ドル規模にも上るこの契約に関して、
Amazonは少なくとも一部のケースでは「受注の可能性が高かった」と述べていました。
特に、同判事は、マイクロソフトの担当者が提案したオンラインストレージの評価に、誤ちがあったと考えています。

「裁判所は、被告の評価ミスがなければ、AWSが契約を受注する可能性は高まっていたと考えている。」とキャンベル・スミス氏は書いています。同氏はさらに、その「誤ち」は、不公平でかつ契約受注の可能性を損ない、物理的な被害をもたらしたことをAmazonは示すことができるだろう、と付け加えました。

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キャンベル・スミス氏のコメントの後、国防総省は(マイクロソフトが契約受注した)決定の再審査を求めました。

その際、Amazon側の弁護士は、再審査はどうも不十分な気がすると述べていました。「DoDが提案する是正措置は、合理性と公平性の鑑識を損ない、不適切な調達を防止するために代理店に与えられている幅広い裁量権に反するものだ。そして、裁判所が特定し、そしてDoDが重大な欠陥を認めているにもかかわらず、マイクロソフトに契約を授与した。その再考について、DoDに必要な是正措置を取るよう示唆している。」

今月の初め、国防総省の監察官は、マイクロソフトにJEDI契約の受注を与えたことは「適用法や基準に合致している。」としましたが、トランプ氏の妨害発言の調査に関しては、ホワイトハウスにより妨げられていたことを認めていました。

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