シンガポール、DC-CFAプログラムでデータセンター4社に80MWの容量増強支援
シンガポールの経済開発庁(EDB)と情報通信メディア開発庁(IMDA)は、データセンター公募プログラム(DC-CFA)を通じて、データセンター事業者4社に約80MWの容量増を許可する方針を決定しました。
今回選定されたデータセンター事業者は、Airtrunk-Bytedance、エクイニクス、GDS、マイクロソフトの4社で、これらの事業者は、総合的に望ましい成果を達成する能力が最も高く、地域ハブとしてのシンガポールの地位を強化する競争力のある提案を行っています。
このイニシアチブは、データセンターの拡張を促進し、気候変動へのコミットメントに沿った環境的に持続可能な方法で国のデジタル経済を強化するというシンガポールの取り組みの一環です。
IMDAは、人工知能/機械学習(AI/ML)コンピューティングに対する需要の高まりに対応し、近い将来、より多くの容量を提供するために業界との協力を約束することを明らかにしました。さらに、シンガポールにおけるより環境に優しいデータセンターの導入を促進することも目指しています。
シンガポールは、デジタル・エコシステムの改善に最前線で取り組んできました。つい最近、同国はデータセンターの新基準を打ち出し、環境の持続可能性を確保しつつ、計算能力の向上をサポートしています。
さらに、シンガポールはインターネットとテクノロジーのインフラを強化すべく、Digital Connectivity Blueprintと呼ばれる重要プロジェクトにも着手しています。同国は、海底ケーブル陸揚げ施設の数を増やすことで、アジアにおけるオープンエコノミーと高度接続ハブとしての地位の強化を目指しています。
最近、シンガポール政府は、特に公共部門における人工知能(AI)能力の向上を推進するため、Google Cloudとの一連の広範な提携を発表しました。
W.Media ( Hazel Moises 記者 )より抄訳・転載
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