シンガポールのAlibaba Cloudでデータセンター火災が発生

シンガポールにあるAlibaba CloudのアベイラビリティゾーンCのデータセンターで火災が発生し、LazadaやBytedanceなどの大手ハイテク企業がホストしているサービスに大きな混乱が生じました。この事故により、社内のチームやクラウドプラットフォームを利用している販売者に広範なエラーが発生しました。

Passionategeekzの報道では、Alibaba Cloudの公式声明によると、火災はデータセンター内の異常な温度上昇を引き起こしたといいます。消防士が直ちに現場に出動し、炎を食い止めました。ほとんどのクラウドネットワークとセキュリティ製品はバックアップシステムへの切り替えに成功しましたが、その他のサービスはまだ影響を受けています。

クラウドデータベースRedis/MongoDB/RDS MySQL、オブジェクトストレージOSS、テーブルストレージOTS、クラウドネイティブのビッグデータコンピューティングサービスMaxComputeなどの主要なクラウド製品は、ディザスタリカバリの切り替えを完了し、多くの顧客の事業継続を確保しています。しかし、シンガポール・ノードでは依然として18件の異常が報告されています。

被害の全容と復旧の目処は依然として不明です。Alibaba Cloudは、正常なオペレーションを回復し、顧客への影響を最小限に抑えるために鋭意努力しています。



W.Media (Hazel Moises 記者)より抄訳・転載

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