AMDが2桁のサーバ市場シェアを獲得
Intelの7nmの遅延発表後に収益目標を引き上げ
AMDの第2四半期の結果は、Ryzen PCチップとEpycサーバプロセッサの強力なパフォーマンスもあり、ウォールストリートの期待を上回る、19億3300万ドルの収益に対し1億5700万ドルの純利益となりました。
Epyc results(素晴らしい結果)
「当社の第2四半期の堅調な結果と通年の増収業績予想は、一貫した事業が成功している事を示している。第2四半期は、当社のサーバ、クライアントPC向けプロセッサへの強い需要があり、収益は前年比で26%増加した。」と、CEOのLisa Su氏は収支報告で発表しました。
「クラウド、エンタープライズ、およびHPCの顧客に広く採用されたことで、サーバ向けプロセッサで2桁シェアの目標を達成し、この四半期に大きなマイルストーンを達成した。」
同社の第2四半期収益の20%以上は、データセンター向け製品が占めました。Microsoft、Google、Tencent、およびAWSは、彼らのEpycの導入を拡大するとして、指名があったようです。
「当社はサーバ向けビジネスの勢いに満足しており、第2世代のEpycプラットフォーム、そしてクラウドへの導入が今年後半に増加し、シェア拡大が続いていくものと期待している。」とSu氏は述べています。
「今年後半には、Zen3を搭載した次世代のMilanサーバプロセッサの出荷も開始予定です。」
同社の既存製品および今後の製品はすべて7nmですが、競合のIntelは先週、7nm製品ラインナップの発表を少なくとも2022年後半または2023年初頭まで延期すると発表しました。
「我々が顧客と会話するとき、我々が最先端のパフォーマンスを推進する一貫したロードマップがあることを彼らが理解していることを確認し、そして約束したパフォーマンスの改善を確実に提供することだ。」とSu氏は(Intelの)遅延を例に挙げて述べています。「我々は、我々のロードマップに満足している。」
Intelの弱点、期待を超える製品のパフォーマンス、そして年後半のPC販売に関する楽観的な見方があるため、AMDは年間業績予想を25%から32%に引き上げました。
Data Center Dynamics
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