韓国、国産AIチップを搭載したデータセンターを構築
韓国政府は、国産の人工知能半導体を搭載した2つのデータセンターを建設する計画を発表しました。この動きは、現在Nvidiaが独占している高性能AIチップ市場における韓国の競争力を高めることを目的としています。
木曜日にソウルで開催された会議では、最先端施設は2025年までに京畿道(キョンギド)のパンギョという国の富裕地区のひとつに、そして来年には南西部の光州(クァンジュ)市に建設される予定であることが明らかにさ れました。
国産のAIチップを活用することで、政府はデータ・セキュリティを向上させ、地域の技術革新を活性化させることを目指しています。研究開発資金の面では、政府は国産AIチップを使用する事業者に追加ポイントを与える計画です。
データセンターが戦略的に配置されることで、地元企業、研究機関、新興企業間の協力が促進され、技術進歩のためのエコシステムが形成されると期待されています。政府は、新興技術に関する規制を緩和することで、7兆2,000億ウォン(53億8,000万米ドル)の民間投資を誘致する計画です。
韓国の科学・情報通信技術相は、韓国はメモリー・チップ市場における現在の優位性を活かし、米国と中国に続く世界のAIチップ競争において突出したプレーヤーになることを目指していると発表しました。国内企業のサムスン電子とSK Hynixは現在、世界シェアの約70%を占めています。
W.Media ( Jinny Kim 記者)より抄訳・転載
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