Intelがロシアでの全業務を停止~先駆けて出荷停止

Intelは、ウクライナへの侵攻が続いていることを受け、ロシアでの事業を全面的に停止しました。

3月上旬の紛争勃発時の制裁を受け、ロシアとベラルーシへの製品出荷を一時停止していたが、今回、完全撤退を表明しました。ロシアには1,200人の従業員がいます。

「Intelは国際社会とともに、ロシアのウクライナに対する戦争を非難し、平和への速やかな復帰を求め続けています。即刻、ロシアにおけるすべての事業を停止した」と同社は声明で述べています。

「この戦争によって影響を受けたすべての人々、特にウクライナとその周辺国の人々、そしてこの地域に家族、友人、愛する人がいる世界中のすべての人々に、私たちの思いを寄せています。」

「私たちは、ロシアにいる1,200人の従業員を含め、この困難な状況の中、すべての従業員をサポートするために取り組んでいます。また、グローバルな事業の混乱を最小限に抑えるため、事業継続のための施策を実施しています。」

同社はロシアのニジニ・ノヴゴロドで大規模なソフトウェア開発センターを運営し、モスクワのオフィスでは自律走行やチップ設計に携わる従業員を擁しています。

競合のAMD、IBM、Nvidia、そしてTSMCは、いずれもロシアへの販売を一時停止しています。Cisco、Google、Microsoft、Oracleは、Apple、Netflix、Sabre、Ericsson、Infosys、PayPal、Mastercard、Visaとともに、同国での業務を一時停止しています。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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