TIS、都心部の東京第4DCに200ラック規模のサーバールームを増設

生成AI・GPU対応強化で、企業のデータ活用基盤を支援 ― 2026年4月提供開始予定

TIS インテックグループのTIS株式会社は、同社の基幹データセンターである「東京第4データセンター(以下、東京第4DC)」において、約640㎡・200ラック規模の新サーバールームを増設することを発表しました。サービス提供は2026年4月を予定しています。同社はこの増設により、生成AIや高負荷GPUサーバーの導入ニーズ、加速するDX対応、IT運用の複雑化といった課題への包括的な解決を目指します。

急増するAI・データ活用ニーズに対応

近年、AIやデジタル化の進展により、企業の扱うデータ量は飛躍的に増加しています。特に生成AIの活用や画像・動画などの大容量データ処理には、高性能かつ安定稼働するITインフラが不可欠です。
このような背景を受け、TISは東京都品川エリアにある同社の基幹DC「東京第4DC」において、高負荷サーバー対応・高信頼性・高セキュリティ・高接続性の4拍子揃った新たな設備投資を実施します。

                   

東京第4DC 新設サーバールームの4つの特長

  1. 生成AI・GPUに最適化された高負荷サーバー対応エリア
    生成AIや大規模データ処理に対応する高負荷サーバーのニーズに応える専用エリアを新設。
    GPU サーバーなど高電力密度に対応し、先進的なAIソリューション導入を加速させたい企業に最適です。
  2. ティア4相当の堅牢性と多層防御型セキュリティ
    震度6強でもIT機器が稼働可能な免震構造を採用し、電力・空調などの主要設備はすべて冗長構成。
    加えて、24時間365日の有人警備、生体認証、共連れ防止ゲートなどの多層セキュリティにより、
    高レベルの安全性を実現しています。
  3. ハイブリッドIT環境に対応したマネージドサービス
    TIS は、クラウド・オンプレミスの垣根を超えて、構築から運用まで一貫したIT運用支援を提供。
    特に「統合システム運用管理サービス」は、運用の自動化・効率化を実現し複雑化するIT基盤の
    管理負荷を大幅に軽減します。
  4. 企業ネットワーク・クラウドとのシームレスな接続
    TIS インテックグループの株式会社インテックが提供する「統合型セキュアネットワークサービス」との連携により、企業拠点やパブリッククラウドとの高速・安定・低コスト接続が可能に。マルチクラウド戦略を支える柔軟なネットワーク設計を実現します。

問い合わせ先
TIS株式会社IT基盤技術事業本部DC事業統括部
メール:dc-all@ml.tis.co.jp

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