OCPサミット:Googleが理事を務める
オープンコンピューティングプロジェクトがバーチャルサミットで拡大
ハイパースケールハードウェアの設計をデータセンターコミュニティと共有するために、Facebookによって設立されたオープンソースハードウェアのコミュニティであるオープンコンピューティングプロジェクト (OCP)は、Googleが理事会に参加したことを発表しました。
Googleは2016年に初めてOCPに参加し、より小さなフットプリントで高密度のサーバを展開するために設計されたオープンラック規格を含む、OCPテクノロジーの開発を支援してきました。
OCPは昨日のバーチャルサミットで、Googleが執行委員になったことを発表しました。同時に、Parthasarathy (Partha) Ranganathan氏が取締役会に就くことが承認されました。また、MicrosoftのKushagra Vaid氏もOCPの理事会に加わります。
ステップアップ
今年のOCPサミットは完全なオンライン開催となり、プレゼンテーションのバーチャルプログラムは1年間無料で利用できます。
「GoogleとOCPとの関係がますます活発になっていることは大変喜ばしく、個人的にも貢献できることを楽しみにしている。」と、Ranganathan博士はサミットの基調講演でこう述べていました。
Ranganathan博士は、Googleに移る前はHP Labsの最高技術責任者で、100件以上の特許に名を連ねており、エネルギー消費を認識した意識したユーザーインターフェース、ヘテロジニアスマルチコア、高電力効率サーバ、アクセラレータ、データセントリック・データセンターなどのプロジェクトに携わってきました。
また、Kushagra Vaid氏は数年前からOCPに関わっており、取締役会のMike Neil氏の後任として参加します。彼はMicrosoftのAzure部門でハードウェアとクラウドインフラストラクチャを担当しており、DCDのイベントでも頻繁にプレゼンターを務めています。
Data Center Dynamics
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