DCIインドネシア・データセンター、ジャカルタ中心部で稼働開始
低レイテンシサービスを提供
DCIインドネシアは、インドネシアの首都ジャカルタに新しいデータセンターを開設しました。
ジャカルタ中心部のAriobimo Sentralに位置し、E1として知られるこのTier IV施設は、昨年12月から稼働しており、すでに顧客にサービスを提供しているといいます。
DCIインドネシアによると、このデータセンターは銀行、通信、製造、国有企業など「重要な部門」の顧客にサービスを提供しています。
Ritsuo Fukadaiは、これらの顧客のひとつであるPT Bank Jtrust Indonesia Tbkの社長取締役です。
彼はこう述べています「私たちがE1を選んだのは、DCIが最高のサービス品質と認証を提供してくれるからです。E1のデータセンターがすでに稼動していることを嬉しく思います。」
E1データセンターは、インドネシアのコングロマリットであるSalim Groupと共同で建設されました。11階建ての施設で、30,000平方メートル(322,920平方フィート)の敷地に18MWのIT容量を提供し、最大4,000ラックを収容できます。
同施設は昨年竣工し、5月に上棟式が行われました。DCIインドネシアは、ジャカルタのダウンタウンにある企業に低遅延接続を提供するエッジサービスの拠点として、この場所の利点を強くアピールしています。
上棟式の際、PT DCI Indonesia Tbkのシニア・アドバイザーであるJ.C.Ganiは次のように述べました。「E1は、ジャカルタのダウンタウンで初めてのTier-IVデータセンターです。E1は、進化する顧客のデジタル化ニーズに対応するため、信頼性が高く、安全で、低遅延のインフラ設備を提供します。」
DCIインドネシアは、ジャカルタ東部のカラワンにある791ヘクタールのH2キャンパスでもデータセンターを運営しています。総容量は最大600MWで、現在2つのデータセンターを通じて27MWの容量を提供しており、2つ目のデータセンターは昨年6月にオープンしました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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