
ソフトバンクが北海道でAIデータセンターを起工
ソフトバンクは、北海道でAI対応データセンターの建設を開始しました。この施設は、総額650億円を投じて建設され、第1フェーズは50MWの容量で2026年の完成を予定しています。
このデータセンターの計画は、2023年11月に初めて発表され、ソフトバンクはこれが「Brain Data Center」施設の一つになると発表しました。同社は統合報告書2024で、この施設が最終的に300MWの容量を持つことを明らかにしました。
News on Japanの報道によると、4月15日に起工式が行われたとのことです。また、ソフトバンクの宮川潤一社長は「苫小牧にこの規模のAIデータセンターを建設し、産業クラスターの中核にしたい」と述べました。
ソフトバンクによると、このデータセンターは北海道内の再生可能エネルギーですべての電力を賄う計画で、「地産地消」のモデルケースとなります。また、投資額の一部(最大300億円)を経済産業省の補助金で賄うことも明らかにしました。
このデータセンターは、社内での生成AI開発やその他のAI関連プロジェクトに利用されるほか、大学や研究機関、企業などにも幅広く提供され、AI関連の利用ニーズの高まりに応えていきます。
W.Media ( Deborah Grey 記者)より抄訳・転載

この記事へのコメントはありません。