
Compass Datacenters、テキサス州エリス郡で動物保護施設に約1,500ドルを支援し、データセンターをめぐる論争の沈静化を図る
同地域で830エーカー規模のデータセンターキャンパス開発の承認を取得した後
Compass Datacentersは、テキサス州エリス郡レッドオークでのデータセンター建設に対する反対の声を和らげるため、動物保護施設の建設支援として1,500万ドルを提供する方針です。
6月2日の声明には、次のように記されています。「エリス郡とCompass Datacentersは本日、最新鋭の市営動物保護施設の建設資金として1,500万ドルを助成する提案契約を発表しました。テキサスSPCA(アメリカ動物虐待防止協会)が2025年4月15日にエリス郡の地域ケアセンターを閉鎖した際、地元の動物保護ボランティアが立ち上がりました。彼らは夜間や週末も活動し、自宅を開放し、持てる資源を最大限活用して動物の安全を守ってきました。その1年後、隣人であるCompass Datacentersが彼らとともに立ち上がろうとしています。」
Compass DatacentersのCEOであるChris Crosbyは、「当社は、エリス郡にとって100年先まで続く隣人でありたいと考えており、今回の取り組みもその一環です」と述べています。
このプロジェクトは、エリス郡郡政委員会の承認はまだ得られていません。
同地域の住民は、Compass datacentersをはじめ、DataBank、STACK、QTSといった他のデータセンター事業者がこの地区へ進出することに対して、以前から不満を示してきました。
Compass Datacentersがレッドオークに進出したのは2019年で、市内に165エーカーの土地を取得し、16棟のデータセンターの建築を計画しました。その後、2020年には225エーカーへ拡張し、350MW規模のデータセンターを建設しました。Houston School Road 300番地に位置するこのキャンパスでは、100万平方フィート(92,905平方メートル)の建物が既に完成しており、さらに2022年末までに25万平方フィート(23,225平方メートル)の建物の完成が予定されていました。
2022年には、同社がレッドオークの既存キャンパス近くの Austin Blvd 481番地に、新たに25万平方フィート(23,225平方メートル)のデータセンター建設をするため、テキサス州免許規制局に申請しました。この1億ドル規模のプロジェクトは、Roadrunner Building 2として知られています。
また、2023年4月にはレッドオークでさらに375エーカーの未開発地を取得し、2024年9月には同キャンパスにさらに3棟の建物を追加する申請をテキサス州免許規制局に提出しました。
さらに2026年5月、CompassはGoodloe Lane、FM2377号線の、Pierce Road、Pratt Roadに囲まれた830エーカー規模の別のキャンパスについて、レッドオーク市議会の承認を取得しました。
しかしこの決定は地域住民の強い反発を招き、提案されたキャンパスに建設を反対するChange.org(オンライン署名できるウェブサイト)の請願には2,200人以上の署名が集まりました。
データセンター開発企業の多くは、計画する施設が地域住民から支持されにくいという課題に敏感になっており、進出予定地域での自社の評判を改善する方法を模索しています。
一部の開発企業は、水道や電力インフラの整備を支援するため、資金提供を約束する一方で、Compass Datacentersのような事業者は、より具体的に地域課題の解決に焦点を当てるケースもあります。
レッドオークにおいては、Compassはテキサス州立技術大学(Texas State Technical College)と連携し、昨年11月にデータセンター技術者の短期育成プログラム「MEI Data Center Pathway Program」の立ち上げを支援しました。これはデータセンター技術者を短期間で育成する学習プログラムです。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
















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