Netflixがクラウドゲームのベータテストを開始

ストリーミング会社がオンラインゲームに取り組む

Netflixは、カナダとイギリスでクラウドストリーミングゲームのパブリックテストを開始しました。

Netflixのゲーム担当副社長Mike Verdu氏によると、クラウドゲームサービスは当面の間、少数の契約者のみが利用可能で、「限定的なベータテスト」の段階にあるとのことです。

同社は2021年11月からモバイルゲームを提供していますが、今回の動きでPCや テレビでも同社のゲームが利用できるようになり、これによりNetflixは新たな市場に参入することになります。

現在ベータテストで利用できるのは2つのゲームのみ: Netflixが所有するNight School Studioが制作した「Oxenfree」と「Molehew’s Mining Adventure」です。

ゲームはスマートフォンをコンソールとしてテレビでプレイすることができ、現在はAmazon Fire TVストリーミングメディアプレーヤー、Chromecast with Google TV、LG TV、Nvidia Shield TV、Rokuデバイスとテレビ、Samsung Smart TV、Walmart Onnで利用可能となっています。テストが進むにつれ、さらに多くのデバイスが追加される予定です。

同社は今年、さらに40のゲームをリリースする予定であり、70がパートナー企業との共同開発中、16が社内で開発中です。

現在、Xbox Cloud Gaming、Nvidia GeForce NOW、Amazon Luna、PlayStation Plus Premiumなど、複数の大手企業がクラウドゲームを提供しています。しかし、このコンセプトは非常に人気があるものの、インターネットの速度、接続形態、利用端末によって、ゲーム体験に大きなばらつきが生じる可能性があります。

ゲームは非常に激しい計算を必要とし、その体験は遅延に大きく左右されます。遅延はゲームサーバーとエンドユーザー間の距離に直接影響されるものです。

Netflixのストリーミング・サービスは、Amazon Web Services(AWS)を使用し、7年間の移行期間を経て、2016年から完全にクラウドベースとなっています。Amazon自身も、Amazon Primeの提供を通じてNetflixと直接競合しているにもかかわらずです。Netflixはまた、トラフィックをローカライズするために、ISPにOpen Connect Appliance(CDNの自社版)を提供しています。

2020年、Netflixは2023年までAWSに10億ドルを投じると予測していました。クラウドゲームサービスの追加がこれにどう影響するかは不明で、クラウドプロバイダーとの新たな競争基盤が加わることが両社の関係にどう影響するかも定かではありません。

DCDはNetflixに詳細を問い合わせています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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