Google Cloud、オーストラリア・メルボルンに新リージョンを開設
Googleは今週、オーストラリアのメルボルンに新しいクラウドリージョンを開設します。
昨年発表されたメルボルンリージョンは、同社のオーストラリアにおける2つ目のリージョンとなります。Googleは、2017年にオーストラリア初のクラウド・リージョンをシドニーに開設しました。
「2017年、シドニーに最初の クラウド リージョン を開設して以来、我々はビジネスのデジタルな未来をサポートするために、オーストラリア全土で継続的な投資と拡張を続けてきた」と、Google Cloudのオーストラリア・ニュージーランドのクラウドカスタマーエンジニアリング部門ディレクターのマット・ズウォレンスキー氏は、ブログ投稿で述べています。
この新クラウドリージョンの国内顧客には、Australia Post、Bendigo and Adelaide Bank、Optusなどが含まれています。
同社はこの新リージョンを、「オーストラリア・ニュージーランド企業の事業運営と、デジタルリソースの管理方法を加速させる、ワールドクラスのデータセンター 」と表現しています。Googleはリージョンの紹介ページで、メルボルン リージョン には3つの アベイラビリティゾーン が存在すると説明しています。
また今回、ポイント・オブ・プレザンス(POP)拠点もニュージーランドのオークランドに開設されます。
参考まで、マイクロソフトは、オーストラリアではキャンベラ、ニューサウスウェールズ、ビクトリアに3つのAzureリージョンを設け、ニュージーランドではオークランドにリージョンが開設予定です。
AWSは、シドニーにリージョン、メルボルンとパースにエッジ拠点を展開しています。オラクルは、シドニーとメルボルンに拠点を持ち、アリババクラウドもシドニーに拠点を持っています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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