エクイニクスの四半期収益が前年比で9%増加

エクイニクスは、第3四半期の利益はアナリストの予想を上回ったと報告し、第4四半期の収益も引き続き好調を予測しています。

コロナ禍にもかかわらず、同社の事業は世界各国の当局によって必須と指定されていることもあり、事業自体は影響から隔離されているとエクイニクスは述べています。同社のデータセンターは、企業が在宅勤務をしている間も、オンサイトスタッフが運用を維持しています。

コロナ禍にもかかわらず好調維持

「Covid-19パンデミックの影響は大きい」と同社は述べています。「当社の財政状況や経営成績に対する影響は依然として不確実であり、それはエクイニクスの顧客、パートナー、ベンダーへの影響、そして世界の金融市場への影響を含む様々な要因に依存するだろう」

第3四半期の収益は、前年比でほぼ9%増加の15.2億ドルとなり、予測していた15億ドルを上回りました。現時点で、同社は第4四半期の収益は15億6900万ドルと、これも予測の15億5000万ドルを超えると予想しています。

1株当たりのFFO(Funds From Operations)は6.48ドルで、ウォール街の1株当たり4.40ドルの予測を上回り、一方、年次資金(annual funds)は24.38ドルから24.61ドルの範囲になるだろうと予想されています。これも1株あたり16.79ドルとの予測を上回ります。

エクイニクスは、EBITDA(Earnings Before Interest Taxes Depreciation and Amortization:税引前利益に支払利息、減価償却費を加えて算出される利益 )は今四半期に6億8500万ドルから7億500万ドルに増加すると予想しています。これは、Covid-19関連コストを含む修理、保守、および光熱費によるものです。

7月にエクイニクスが発表した第2四半期のレポートは、前四半期もエクイニクスが好調であった事を示唆しています。

同社の報告によると、第2四半期の収益は2%増加、営業利益は11%増加し、営業利益率は19%で着地しました。

以前は、Covid-19に伴う遅延の影響が、エクイニクスの今後の収益に打撃を与える可能性は不明確でした。

エクイニクスの社長兼CEOのチャールズ・マイヤーズ氏は次のように述べています。「企業が今世界で起きている経済、健康、そして社会の変化をナビゲートする中、エクイニクスは顧客のデジタルトランスフォーメーションへの適応、対応、そして加速を支援する唯一の立場にある。これは経済回復への重要な推進力である。あらゆる業界の企業は、デジタルトランスフォーメーションを重要なビジネス上の優先事項として受け入れており、そして我々は、顧客が俊敏性を持って拡張し、デジタルアドバンテージを生み出すのを支援できる良い立場にいる」

「我々は戦略への投資を継続し、進化する顧客のニーズに応えてプラットフォームを進化させ、デジタル配信を加速するためにグローバル展開を拡大し、よりサスティナブル(持続可能)な未来を約束し、そして我々の文化が魅力的で、受け入れられ、刺激される場所として広く認識されるようにし、卓越した多様な才能を育成していく」

Data Center Dynamics

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