Claro Peruがペルーのリマに5,000万ドルのデータセンターを開設

250平方メートルの施設が操業開始

América Móvilの子会社であるClaro Peruは、ペルーのリマにデータセンターの第一期を開設しました。

この施設は12月6日に正式に開設され、Uptime Tier III認証を受けた250平方メートル(2,690平方フィート)のデータセンターで、104キャビネットを収容することができます。

このデータセンターは5,000万ドル以上の投資によるもので、親会社であるAmérica Móvilのグローバルデータセンターネットワークに貢献するものです。

América Móvil PeruのCEOであるHumberto Chávez氏は、「我々は、ペルーの官民セクターの企業や組織のデジタル経済の発展に投資する企業であり、ペルーのビジネスのデジタル変革のベンチマークとなっています」と述べています。

「ペルーがこの(ネットワークの)一員となることは、接続性と技術的ソリューションの開発という点で、非常に重要なマイルストーンであり、さらに、私たちは独自のサービスを提供し、国境を越えたサービスの運用を保証することができます」。

このデータセンターは、ペルーの電力配給会社であるLuz del Surのエネルギー消費に関する再生可能エネルギー証明書を取得しています。

データセンターの落成式には、Raul Perez Reyes運輸通信大臣をはじめ、Grupo Carso、Huawei、Equansなどのプロジェクト関係企業が出席しました。

今週、オラクル(Oracle)はClaro Colombiaのボゴタ施設において、コロンビア初のクラウドリージョンを導入しました。BNamericasによると、近い将来、リマのデータセンターでもOracle Cloudのリージョンが開設されるようです。

ペルーには、CanviaActisなどが運営するデータセンターもあります。デジタルインフラ企業のCirion Technologiesは、2023年6月にペルーで20MWのデータセンターに着工しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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