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DITO、フィリピンに超大型施設を計画

複数の大手企業とフィリピンでの開発を検討

DITOは、フィリピンでハイパースケールデータセンターの開発を計画しています。

地元の通信会社DITO Telecommunityの親会社DITO CME Holdings Corpは、国内での施設開発について多くのハイパースケール企業と協議していると報じられています。

DITO CMEの社長兼ディレクター、エルネスト・R・アルベルトは、最近のオンライン取材でBusinessWorldに次のように語っています。「我々は約3社の外国の関心のあるパートナーと協議をしてきました。ハイパースケールに参入するためのビジネスモデルを検討できるよう、海外のパートナーとの話し合いを続けているのです。」

アルベルトは当社には不動産があり、通信事業部を通じてハイパースケールプロジェクトを実現するための知見があると述べています。また、不動産部門の親会社であるUdenna Land社を通じて、ビジネス街のクラークにある土地もりようできると述べています。

DITO Holdingsは通信事業以外にも、ビジネス・インテリジェンス・プロバイダーのUnalytics社、教育関連企業のLUNA Academy社、メディア企業のAcuity Global社に出資しています。

通信事業者DITOは、4月にマバラカットのクラーク・グローバル・シティで新しいデータセンターを着工しました。CGCビジネスパークの8ヘクタールの敷地には、ネットワークオペレーションセンター、コールセンター、リージョナルセンター、研究開発(R&D)ラボなどが設置されます。

同社はMislatelをルーツとし、Udenna Corporationと、チャイナテレコムの親会社チャイナテレコミュニケーションとの合弁会社です。3月に商業運転を開始し、フィリピンで3番目の大手通信事業者になることを目指しています。

既にカガヤン・デ・オロ市のブルア、オーロラ市のバレ、パナイ島のイロイロ市、ロハス市、イバジェイ・アクランの3箇所にエッジデータセンターを完成させています。

地元の通信事業者PLDT社は、同社の既存のデータセンター10カ所をすべて合わせたよりも大きな電力容量を持つ、大型のハイパースケールデータセンターを国内に新たに建設する計画があるとされています。しかしこれまでの報道によると、PLDTはVitroデータセンター事業を約5億ドルで売却することを検討しているといいます。

また、Globe Telecom IncとPT Indosatも、フィリピンにおけるデータセンター資産の売却を検討していると考えられています。

新会社のBee Information Technology PHは、マニラに9,000平方メートル(205,000平方フィート)のデータセンターを立ち上げます。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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