ECOS、アルメニアの発電所で60MWの仮想通貨マイニング開始
フラズダン天然ガスプラントで200MWまで拡張可能
仮想通貨マイニングのECOSは、アルメニアの発電所に新しい仮想通貨マイニングデータセンターを立ち上げました。
同社は今週、22,000平方メートル(236,800平方フィート)の敷地を持つフラズダン発電所に60MWのマイニングセンターを立ち上げたと発表しました。ECOSのWEBサイトによると、採掘施設はECOSのメインビルと並んで12の採掘用コンテナで構成されているとのことです。
2017年に設立されたECOSは、アルメニア政府から、同国におけるブロックチェーン産業の発展を支援するための経済自由区域を創設・管理する許可を得ています。FEZゾーンは、マイニング活動に対して多くの税制上の優遇措置を提供しています。
アルメニア中央部のコタイク州に位置するフラズダンサイトは、2万台以上のマイニングデバイスを収容できるとされ、さらに200MWまで拡張できる可能性を持っています。
「私たちは、アルメニアでの採掘を合法化してから、拡張可能な独自のエネルギーインフラを立ち上げるまで、長い道のりを歩んできました。私たちのデータセンターでマイニングビジネスを立ち上げることから、自宅にいながらアプリケーションで結果を毎日モニタリングすることまで、すべてにおいてシンプルさをパートナーに提供したいと考えています」と、ECOSのマネージングパートナーであるIlya Goldbergは述べています。
フラズダン発電所は、天然ガス発電所です。1963年から1974年にかけて建設され、1号機は1966年に稼働を開始しました。2013年に新しいユニットが追加されました。この発電所の古い4つのユニットは、Tashir Capitalの子会社であるHrazdan Power Companyによって所有・運営されています。新しい5号機はガスプロム・アルメニアが所有・運営しています。元の4基の合計容量は110万kWで、5基目の容量は48万kWです。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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