エクイニクス、東京のIBXデータセンター「TY15」を発表

TY15 は、エクイニクスのエコシステムに新たなパートナーを継続的に呼び込む磁石の役割を果たし、サービスプロバイダーの事業拡大を支援

デジタル・インフラストラクチャのリーディングカンパニーであるエクイニクスは、東京に15番目のInternational Business Exchange(IBX)データセンターである「TY15」を開設することを発表しました。この新しいデータセンターは、国際的なクラウドおよびネットワークサービスプロバイダーへの接続を強化するだけでなく、相互接続の需要の高まりに対応し、企業のデジタル目標を推進するために、持続可能性を設計に取り入れる予定です。

TY15は、ネットワーク及びクラウド密度の高い既存のIBXキャンパスに隣接します。TY15は、企業だけでなく、クラウドやネットワークサービスプロバイダーの接続をグローバルに改善することが期待され、日本のデジタルエコノミーの拡大・強化に貢献することが期待されています。

TY15は、2024年後半の開設を予定しており、第1フェーズではおよそ1,200キャビネット、最終的には3,700キャビネットのキャパシティを提供する予定です。TY15 は、TY2 に近く、光ファイバーで直接接続されているため、東京で最も接続性の高い拠点となる予定です。

エクイニクスのエコシステムには、Amazon Web Services、Alibaba Cloud、Oracle Cloud、Google Cloud、Microsoft Azure、IBM Cloudなどの大手クラウドサービスプロバイダーのサポートが含まれており、この新しいTY15は拡張の余地を残し、日本市場に新しいクラウドサービスプロバイダーを呼び込むことになるでしょう。

クラウドさらに、エクイニクス・ファブリックのEthernet-switched LAN(E-LAN)技術を使用して最近開始されたマルチポイント・データセンター接続により、企業はITインフラを簡単かつ安価に結合することができるようになります。また、サービスプロバイダーは、ポイント・ツー・ポイント接続を確立する代わりに、共有ネットワークを介してグローバル拠点全体を接続できるようになります。

最も重要なことは、「TY15 IBX」の設計に持続可能性が盛り込まれていることで、それは フリークーリング や磁気軸受チラーなどの最先端技術の採用により実現される予定です。エクイニクスの データセンター では、エネルギー消費量を削減するために、 コールドアイル / ホットアイル コンテインメント 、高温冷却水セットポイント、 DCIM 、モーション起動型LED照明などのグリーン補助機能が導入されています。

これらの取り組みは、2050年までに二酸化炭素排出量ゼロを達成するという日本政府の環境・持続可能性に関する目標を後押しします。

日本は現在、デジタル技術の競争力を維持するための取り組みを強化しています。日本企業のデジタルへの意欲が高まる中、クラウドやネットワークサービスプロバイダーには十分なチャンスがあると思われます。

W.Media(Hazel)より抄訳・転載

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