マイクロソフト、米テキサス州サンアントニオに新データセンターを建設へ
マイクロソフトが、米国テキサス州サンアントニオに新たなデータセンターの建設を申請しました。
テキサス州政府に申請されたこのプロジェクト「名称:SAT46」は、1億4,000万ドルを投じて、15000 Block Lambda Dr, San Antonioにあるテキサスリサーチパーク内の既存キャンパスに、7万9,385平方フィートのデータセンターを建設するものです。
建設は5月に開始され、2022年2月末に完了が予定されています。設計事務所としては、ノースカロライナ州ローリーのPhillips Architecture社が名を連ねています。
サンアントニオでの展開を続けるマイクロソフト
マイクロソフトは、2008年にテキサス州に最初のSouth Central US Azureリージョンを開設し、3つの アベイラビリティゾーン を提供しています。また、2017年にはUS Gov Texas Azure リージョン を開設しています。
マイクロソフトは、サンアントニオ市で大きな存在感を示しています。オフィススペースだけでなく、テキサスリサーチパーク内には158エーカーの土地を所有しており、合計10億ドルを投じて100万平方フィートのデータセンターの建設を計画しています。同社は現在、敷地内で SAT11-14施設の建設を行っています。提出された書類では、2018年に着工し、2023年に完成予定とされているそれぞれ225,000平方フィートの平屋建ての施設3棟が確認できます。
BizJournalによると、同社は昨年末、3535 Wiseman BlvdにあるValero Energy Corp.データセンター周辺の33エーカーの土地も取得し、2017年10月には5200 Rogers Roadにある Chevron Corpのデータセンターも取得しています。
昨年、地元の建設会社であるRogers-O’Brien Construction, LLCは、市内のデータセンターの建設工事の未払い費用をめぐってマイクロソフトを訴えていました。
また、AWSも同市への進出を狙っており、「Rockfish」というプロジェクト名として、2021年末に完成予定のデータセンター3棟をサンアントニオに建設する計画を申請しています。
Data Center Dynamics
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