Tencentがバーレーン初のデータセンター計画を発表
Tencent Cloudは、バーレーン経済開発委員会(EDB)との覚書(MoU)に署名し、バーレーンにデータセンターを建設する計画を発表しました。
具体的な詳細は共有されていませんが、新施設は2021年末までに稼働する予定のようです。
AWSに続きTencentがバーレーンに進出
中国以外では、Tencentは米国、シンガポール、ロシア、ドイツ、カナダ、インドにデータセンターを展開しています。この契約は、MENA地域に導入された最初のパブリッククラウドインフラを示しています。昨年、同社はデータセンターに今後5年間で5,000億元(699億ドル)を投資すると発表しました。
「バーレーンの地方自治体は地元のIDC業界を成長させるために多大な努力を払ってきており、一方Tencent Cloudは、グローバルIDCランドスケープを強化するための継続的な取り組みの一環として、バーレーンEDBと協力していけることに興奮している」Tencent Cloud InternationalのシニアバイスプレジデントであるPoshu Yeung氏はこのように述べています。「私たちは、バーレーンに最新のIDCを構築していくための必要なあらゆるステップを開始し、一帯一路に沿って中東および北アフリカ地域全体でのより良いカバレッジを提供し、バーレーンの「クラウドファースト」戦略を完全に支援していく」
ちなみに、AWSは2019年にバーレーンリージョンを立ち上げ、Huaweiは2018年にデータセンターを構築しています。
「テクノロジー、イノベーション、クラウドサービスのグローバルリーダーとして、EDBはTencentと提携し、バーレーンに最初のMENAデータセンターハブを設立できることを非常に誇りに思っている」バーレーン経済開発委員会の最高経営責任者であるKhalid Humaidan氏はこのように述べています。「Tencentは、王国の各地域の接続性、我が国の才能、そして事業に優しい環境を活用し、サービスを拡大し、地域全体の顧客にリーチしていけるものと確信している」
Data Center Dynamics
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