Tencent Cloud、ブラジルで初のデータセンター・リージョンを開設

ラテンアメリカへ進出

Tencent Cloudは、ブラジルに新しいデータセンター・リージョンを開設しました。

同社によるとサンパウロに開設された新リージョンは、ブラジルおよび南米における同社初のデータセンターです。ブラジルは「Tencent Cloudにとって重要な市場」で、同地域の顧客に「安全で信頼性の高い、高性能なパブリッククラウドサービスを提供する」という同社のミッションにおいて重要な役割を果たすとしています。

Tencent Cloud インターナショナルのSVP ポシュー・イェン(Poshu Yeung) は次のように述べています。「ブラジルはダイナミックでエキサイティングな市場であり、ラテンアメリカと世界中の顧客や消費者に一貫した信頼性の高いデジタル体験を提供することを目指すデジタル高成長企業が増えています。今回の発表と、この市場における当社の将来の計画に大きな期待をしています。」

Tencentは現在、中国本土以外の12地域で24のアベイラビリティ・ゾーンを運営しています。6月には、バンコク、フランクフルト、東京に2つ目の施設、香港に3つ目の施設を追加し、ヨーロッパとアジアに4つの新しいアベイラビリティーゾーンを開設しました。

4月にはインドネシア初のデータセンターをジャカルタに開設し、シンガポールには3つ目のアベイラビリティーゾーンを静かにオープンしました。同社は、インドネシアでの第2拠点の開設を検討しており、バーレーンでもデータセンターの開発を進めているといわれています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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