IBM Quantum System Two プロセッサが韓国のKorean Quantum Computingサイトに導入へ

IBMは、2028年までに韓国のKorean Quantum Computing(KQC)サイトにIBM Quantum System Twoプロセッサを導入すると発表しました。

韓国の釜山にあるKQCサイトは、2022年からIBM Quantum Innovation Centerとして運営されてきました。今回の提携拡大により、KQCのメンバーは、新型プロセッサの導入に加えて、watsonxやRed Hat OpenShift AIなど、IBMのAI向けフルスタック・ソリューションを利用できるようになります。

IBMは声明の中で、この協業には、先進的なGPUの導入と、Red Hat OpenShiftによって管理されるIBMのArtificial Intelligence Unit(AIU)を通じて、生成AIの開発をサポートするためのインフラへの投資も含まれると述べています。

KQCのJi Hoon Kweon会長は次のように述べています。「KQCは、IBMとの協業を通じて、韓国で汎用性の高いコンピューティング・インフラを提供しています。KQCの堅牢なハードウェア・コンピューティング・リソースと量子およびAI分野のコア・ソフトウェアは、高性能コンピューティングに対する需要の高まりに応えるだけでなく、産業利用やエコシステム開発の触媒となる態勢を整えています」

「私たちは、この協業だけでなく、業界に特化したパートナーとの協業を通じて、サービスとインフラの強化に真摯に取り組んでいます」

IBM Quantum System Twoは、12月に開催された同社の量子サミットで発表されました。このモジュール式の量子コンピュータは、幅22フィート、高さ12フィートのマシンで、現在IBMのニューヨーク研究所で稼働しています。このマシンは、同社のHeronチップ3基を搭載し、極低温インフラとモジュール式の量子ビット制御エレクトロニクスが組み合わされています。

IBM Quantum Twoは、Quantum-centric supercomputing(量子を中心としたスーパーコンピューティング)に向けてparallel circuit execution(並列回路実行)を実現するために使用される予定です。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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