451Groupが調査部門をS&P Globalに売却

451Groupは、同社の調査部門 451 Research を信用調査会社 S&P Global Market Intelligence社(以下、S&P Global)に売却しました。 グループ内での残りの部門 Uptime Institute は、独自のインテリジェンス部門を持つ別個の組織体として継続されます。

この契約は12月6日金曜日に署名が行われ完了しました。 取引額は非公開です。

Uptimeを保つ

451Groupは2000年に市場調査会社として設立され、2009年にUptime Instituteを買収しました。Uptime Instituteは、データセンターの レジリエンス (復元)力を認証するUptime Tier システムを管理する専門の調査およびコンサルティング企業です。 2017年に451Groupは再編成され、Andy Lawrence氏が率いる専任のUptime Instituteデータセンター研究チームが設立されました。

それ以降、Uptime Instituteは独立した運営が行われ、451 Researchのクライアントとして活動しています。451GroupのCEOであり、 引き続きUptime Instituteの代表を務めるMartin McCarthy氏はこう述べています。「我々は451 Researchの1クライアントとして、今後より規模の大きい S&P Global内で451 Researchが作りあげる”幅広い洞察・独特な分析”サービスの恩恵を受けることを楽しみにしている。」

S&P Global内で、451 Researchは AIIoT 、 データセンタ ー、 クラウドDevOps 等に関する研究を継続します。S&P Global Market Intelligenceの社長、Martina Cheung氏は言います。「451 Researchが持つ包括的な専門知識は、データセンター分野における差別化されたデータ提供を更に拡充し、今日の市場に影響を与えている デジタルトランスフォーメーション の顧客認知度を高めるための機能を強化していくだろう。」

Uptimeの広報担当者は、今回の動きはUptime Instituteのビジネスへの実質的な影響はないとし、リサーチビジネスとは関係なく同社の戦略的成長計画を継続していきます。

※Uptime Instituteは2017年以降、DCDとコンテンツパートナーシップを結んでいます。

Data Center Dynamics

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