HPE、Nutanixの買収に向けて協議中
Hewlett Packard Enterprise(HPE)が、ストレージメーカーのNutanixを買収する可能性について協議しているようです。
ブルームバーグは、このテクノロジー企業がNutanix Incの買収に関心を示し、同社と話し合いを行っていると、この件に詳しい匿名の関係者の話を引用して報じています。
HPEはここ数カ月、Nutanixとオン・オフでの協議を行ったと報じられています。同記事では、価格面について合意に至るかどうかは不明であり、Nutanixも独立を維持することを選ぶか、あるいは別の買い手候補が現れる可能性もあると述べられています。
両社の代理人はブルームバーグに対しコメントを拒否しています。なおウォールストリート・ジャーナルも10月に同様の噂を報じています。
2009年に設立され、カリフォルニアを拠点とするNutanixは、クラウドと仮想化インフラ、ストレージのソリューションを提供しています。同社は2016年に株式を公開しました。同社の時価総額は現在約70億ドルで、株価は夏につけた13ドル前後の安値から上昇し、現在30ドル前後で取引されています。
直近の四半期決算で、Nutanixは4億3360万ドルの収益と8030万ドルのGAAP営業損失を計上しました。
The Registerは、HPEが自らのGreenlakeハードウェアおよび SaaS プラットフォームを強化するにあたり、Nutanixに興味を示している可能性があると報じています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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