IBM、Virtual Servers for VPC on POWERを終了

代替サービスはLinuxまたはGPUをサポートせず

IBMは、Cloud Virtual Servers for VPC on POWERのサポートを80日後に終了します。

同社は、ユーザに仮想プライベートクラウドサービスからIBM Power Systems Virtual Serversへの移行を提案していますが、代替案は、今年後半(日付未定)までLinuxをサポートしません。代わりに、あまり人気のない独自仕様のAIXおよびIBM iオペレーティングシステムをサポートします。

【参考】IBMのアナウンスページ:日本語

Linuxサポートの準備ができるまで、少なくとも待つことができたはず

6月2日以降、VPC on Powerの新規のインスタンスはプロビジョニングできなくなりますが、既存のインスタンスは、2020年8月22日にすべてのインスタンスが削除されるまでは引き続き利用できます。「まだ必要とされるデータはできるだけ早く抜き出してください。」とIBMはコメントしています。

Power Systems Virtual Serversは、VPCのようにGPUもサポートしていません。IBMは、オンプレミスのPowerとGPUの組み合わせ利用、または一部のNvidia GPUをサポートするIBMのx86ベースのクラウドサービスへの移行を勧めています。

IBM Cloud Powerは苦難の歴史でした。ローンチは計画よりも遅れ、そして何年もの間、唯一のダラス・データセンター以外に成長しなかった、とRegisterは記載しています

しかし、Googleがクラウド上でアーキテクチャの提供を開始し、プラットフォームは今年一つの大きな勝利を収めました。

– shutterstock

ただし、IBMが大規模なレイオフの最中にあり、その将来は依然として不透明です。解雇予定の人数は定かではなく、2万名にも上るとの報告もあります。「Powerは大打撃を受けた」と解雇されたある従業員はレイオフが始まった頃Redditにこう投稿していました。

「アーキテクチャはレガシーサポートを除いてほぼ事実上死んだと思う。」

Data Center Dynamics

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