Wiwynnが驚異的なパフォーマンスと効率性を備えた次世代エッジサーバを発表

データセンター向けの革新的なクラウドITインフラプロバイダーであるWiwynnは、エッジサーバ製品ラインナップであるWiwynn® ES100G2およびES200G2を一新しました。これらには最新の第5世代インテルXeonスケーラブル・プロセッサが搭載され、内蔵アクセラレータ、より優れた効率性、総所有コスト(TCO)の低減により、新たなネットワークおよびエッジの機会を切り開きます。

AI 時代において、大規模言語モデル(LLM)によって駆動されるアプリケーションは、推論とローカルモデルのファインチューニングを実現するために、データ処理、コンピューティング・パワー、高速レスポンスに対する要求を高めています。第5世代インテルXeonスケーラブル・プロセッサは、AIアクセラレーション1、Intel AMX(Intel Advanced Matrix Extensions)、より高速なDDR5メモリ、PCIe Gen5テクノロジーを内蔵し、前世代と同じ電力レベルでパフォーマンスを向上させています。Wiwynnエッジサーバとの統合により、ネットワークとエッジコンピューティングの新たな可能性が開かれ、効率性が向上し、TCOが削減されます。

Wiwynn® ES200G2は2Uシングルソケットエッジサーバで、エッジAIワークロードのための包括的なプラットフォームを提供します。また、コンピュート・アクセラレーション、ストレージ、ネットワーク・スケールアウト機能をシームレスに統合し、そのすべてが奥行きの短いコンパクトなフォーム・ファクターに収められています。2基のデュアルワイドGPUと4基のNVMe SSDをサポートするES200G2は、AIの推論やトレーニング、3Dグラフィックス、レンダリング、映像解析、マルチアクセス・エッジコンピューティングに最適なプラットフォームです。したがってES200G2は、CDN、スマートシティ、スマートファクトリーなどのエッジアプリケーションの機会に対し、汎用性と柔軟性を求めるエッジサービスプロバイダーにとって究極の選択肢となります。

一方、Wiwynn®ES100G2は奥行きの短い1Uシングルソケットエッジサーバで、NEBSレベル3に準拠し設計されています。また、4つのPCIe Gen5拡張とシリコンベースのセキュリティを備え、ファーエッジにおけるvRANやSoftware-Defined Network(SDN)などのネットワーク・ワークロードの需要に対応します。インテルのビルトイン・アクセラレータと強化されたテレメトリ機能を備えたES100G2は、通信サービス・プロバイダがより管理しやすく、より効率的な導入を実現できるよう支援します。

「第5世代インテルXeonスケーラブル・プロセッサを搭載した画期的なサーバを発売するにあたり、インテルと協業できることをうれしく思う」と、Wiwynnのエグゼクティブ・バイス・プレジデント、Steven Lu氏は述べています。「最先端の技術を統合することで、コンピューティング・パワー、高速メモリ、高速データ転送を備えた、非常に効率的なエッジ・サーバを提供します。これにより、当社のお客様はAI時代に重要なネットワークとエッジのワークロードを展開し、進化する需要に適応し、エッジにおけるビジネスチャンスを活かすことができます」

「最新の第5世代インテルXeonスケーラブル・プロセッサは、要求の厳しいネットワークとエッジのワークロードを、TCOの削減、セキュリティの強化、一般的なコンピューティング用途におけるワット当たりの優れたパフォーマンスで処理する能力を解き放ちます」とIntelのネットワーク・エッジ・グループのエッジ・デバイスおよびAI製品担当バイスプレジデント兼ジェネラル・マネージャーであるBassel Haddad氏は述べています。「この新しいプロセッサの多用途性と組み込みのAIアクセラレーションにより、Wiwynnとそのユーザーは、エッジからクラウドに至るまで、カスタマイズ可能なハードウェアを短期間で市場に投入できるようになるでしょう」

Digital Infra Network( Shatabdi Mazumdar 記者)より抄訳・転載

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