PSC、80万コアAIスパコン実現にCerebrasとHPE Superdome Flexを結合

ピッツバーグスーパーコンピューティングセンター(The Pittsburgh Supercomputing Center : PSC)は、Cerebras Systems Wafer Scale EngineとHPEの共有メモリシステムSuperdome Flexハードウェアを搭載したNeocortexスーパーコンピュータを構築します。

このシステムは、アメリカ国立科学財団( National Science Foundation:NSF)からの500万ドルの支援を受け、今年末までに利用可能になる予定です。

大きなシステムのための大きなチップ

「Neocortexは、多くの点でその種の最初のものです」と、人工知能およびビッグデータ部門の主任研究者およびPSCディレクターを務めるPaola Buitrago氏は言います。

「Neocortexは、真に革新的な機能を提供し、インタラクティブAI開発の我々のビジョンを実現に近づける。この優れたリソースを無償で研究団体に提供できるのは、私たちの特権だ。我々はそれが実現するあらゆる素晴らしい発見を楽しみにしている。」

Neocortexアーキテクチャには、Cerebrasウエハースケールエンジン(WSE)プロセッサを搭載した2台のCerebras CS-1 AIサーバが組み込まれます。

Cerebras WSEは昨年、1.2兆個のトランジスタを搭載した46,225平方mmのウエハーに実装された400,000のAI最適化コアを特徴とする世界最大のチップとして発表されました。チップは最大のGPUサイズの56.7倍にも上ります。

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各WSEは、24テラバイトのメモリ、205テラバイトの高性能フラッシュストレージ、32基のIntel Xeon CPU、そして各Cerebras CS-1に対し毎秒1.2テラビットのデータ転送帯域幅を持つネットワークインターフェイスカードを24枚を備えるHPE Superdome Flexと結合されます。

「HPEはPSCと長年の協力関係にあり、強力な共同ソリューションを開発している。これには、PSCのBridgesで世界初の統合HPCとAIスーパーコンピュータとの結合により、科学や医学のブレークスルーを提供したことも含まれる。」とHPEのHPC&MCS部門のCTOであるMike Woodacre氏は言います。

「次世代のHPE Superdome Flexインメモリ処理とCerebras CS-1を組み合わせ、研究者が複雑なAIワークロードにかつてないスピードで取り組むことができるようにする、Neocortexでユニークな新たなコラボレーションの一員となれることを光栄に思う。」

Data Center Dynamics

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