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スイスCSCS、PizDaintスパコンをCrayのソフトウェアデファインドシステムに更新へ

スイス国立スーパーコンピューターセンター(CSCS)は、スイスのルガーノにあるフラッグシップのPizDaintスーパーコンピューターを新しいCrayシステムに更新すると発表しました。

現在の25ペタフロップスのPizDaint、Cray XC40/XC50システムは、今後Shastaアーキテクチャに基づくHPE Crayの新システム「Alps」にリプレースされます。

仕様は公開されていませんが、開発の第1フェーズは既に進められています。 新しいAlpsシステムの最初の部分は2022年末に導入が完了し、2023年4月までにはPizDaintは完全にリプレースされる予定となっています。

ソフトウェアデファインド・スーパーコンピューター

CSCSディレクターのThomas Schulthess氏は、新システムは、より柔軟な研究機会の提供、そして「汎用スーパーコンピューター」を構築する目的で、仮想クラスターやマイクロサービスなどを含むソフトウェアデファインド・インフラストラクチャを利用すると述べています

「私たちは、変更されないコンピューターセンターに統合される新コンピューターを単に調達している訳ではなく、いくつかの拡張フェーズの中でコンピューターセンターの改造を行っている」と彼は言います。 「現在、CSCSではさまざまなニーズに合わせてさまざまなコンピューターシステムを運用しているが、将来的にはインフラストラクチャは1つだけになる」

「例えば、MeteoSwissの場合、私たちはこれまでは専用のコンピューターを運用してきた。将来的には、MeteoSwissはこの新しいインフラストラクチャの1つ以上のパーティション上で計算が行われる予定だ」

1991年に設立されたCSCSは、研究者らに研究コミュニティ用としてスーパーコンピューターへのアクセスを提供しています。 CSCSのリソースは、学界だけでなく、産業界や民間企業にも公開されています。センターはスイスのルガーノ市にあり、ETHチューリッヒにより運営が行われています。この施設には現在、5台のスーパーコンピューターがあります。HPE Blue Brain 5は、神経科学と脳構造研究で利用されています。 MeteoSwissの気象サービスと連携するAROLLAおよびTSAシステム、Cray XC40 Grand Tavé、そしてCray XC40 / XC50 Piz Daintについては、2020年6月時点のTop 500リストで最もパワフルなスーパーコンピューターのトップ10にランクインしていましたが、11月に脱落しました。

Data Center Dynamics

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