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AmazonがJSW Energyとインドで180MWのPPAを締結
数日でインド市場で3件目のPPAを締結
Amazonは、インドのJSW Energyと180MWの風力発電の電力購入契約(PPA)を締結しました。
PPAの期間やプロジェクトに関する詳細は、明らかにされていません。
JSWは現在、4GWの再生可能エネルギー容量を長期エネルギー供給契約に結び付けています。同社の顧客には、Amazon、DCM Shriram、Indus Towersが含まれています。
同社は、1994年に設立されたインドの発電・送電会社です。化石燃料、水力発電、再生可能エネルギー資産で、8.2GWの発電能力を持っています。2030年までに、総発電容量2,000万kWの達成を目指しています。
これは、Amazonにとってインドで3件目のPPAです。今週初め、同社は、CleanMaxおよびBluPine Energyと、2つの陸上風力発電プロジェクト合計199MWのPPAを締結しました。
CleanMaxのPPAは、カルナータカ州コッパルの陸上風力発電所の開発を支援します。プロジェクトは、2026年第2四半期に稼動する予定です。
BluPine PPAは、無名の風力発電プロジェクトと提携し、年間360GWhのエネルギーをAmazonに供給します。
Amazonは今年、これまでに9件のPPAを締結しました。今週初めには、イタリアのエネルギー企業ERGグループとPPAを締結し、契約期間中に2.5TWhの電力をAmazonに供給する予定です。
それ以前にも、同社はスペインの電力会社Iberdrolaと、スペインおよびポルトガル市場で476MWの電力に関する3件のPPAを締結しています。このPPAには、同社がポルトガル市場で初めて締結したものも含まれており、ハイパースケーラは274MWのTâmega Wind Complexから219MWの電力を調達する契約を結びました。
さらに1月には、日本でEDP RenewablesとX-Elioとともに、2件の太陽光発電PPAを締結しました。このPPAは、合計容量58MWの2つの太陽光発電所からAmazonにエネルギーを供給します。
1月には、BloombergNEFがまとめたデータを引用して、同社は、5年連続で自然エネルギーの最大の企業バイヤーの称号を獲得しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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