Vertivが新型コロナにより業績予測を下方修正
Vertivは、新型コロナウイルス(covid-19)の影響により、第1四半期の収益予測を7000万ドル以上下方修正しました。 今回の予下方修正は昨年の非常に強力なパフォーマンス報告に続く動きです。
Vertivの2019年は記録的な年となり、収益3.4%増の44億ドル、EBITDAは8%増の5億4,200万ドルでした。 しかし、中国で新型コロナウイルスが発生した事により、自社工場が一時的に閉鎖され、製品コンポーネントのサプライチェーンに影響を与え続けています。 このような不確定な状況にもかかわらず、同社は46億ドルの収益、4500万ドルの利益を予測しています。
サプライチェーン
「新型コロナウイルスが2020年の第1四半期と通年に渡り販売・運用に与える流動的な影響を監視し続ける。」とCEOのRob Johnsonは声明でこう述べています。
「新型コロナウイルスは、第1四半期の純売上高に対し、7,000万ドルから9000万ドル程度のマイナス影響を与え、EBITDAにおいては出荷やサプライチェーンの混乱により2,800万ドルから3,600万ドルのマイナス影響を与えると予想しているが、今日言えることは、この第1四半期の売上減は部分的に回復する見込みがあり、以前に議論した2020年通年の財務ガイダンスを確認している段階だ。」
決算報告の中で、彼は、江門と綿陽にある中国の2つの工場は再稼働を開始し、多くの従業員は仕事に復帰したと説明しました。ウイルスが発生した際に、同社は事業継続のためにコンポーネントの事前調達を開始しましたが、一部のサブコンポーネントの供給の中断は短期的に事業への影響を与える可能性があります。
「もちろん、弊社にとって最も重要なのは従業員の幸福であり、我々は従業員の安全を確保するために必要なすべてのアクションを取り続けている。」とJohnson氏は結論付けました。
Data Center Dynamics
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