オランダの年金基金APGがOneAsiaの20%株式を取得

オランダの年金基金投資会社APG(Algemene Pensioen Groep)は、香港のデータセンター企業OneAsiaの20%の株式を取得しました。

2009年に設立されたOneAsiaは、中国と香港に多数のデータセンターを保有し、数々のホスティングやクラウドサービスを提供しています。今回の買収後も、同社の80%はLegan Groupが保有します。

同社は、今回の投資により、「中国、日本、韓国、タイでのパイプライン」を通じて、より迅速な事業拡大ができるようになるとしています。

OneAsiaの創業者兼CEOのCharles Lee氏は次のように述べています。「APGとの提携を大変うれしく思う。APGとのパートナーシップは、高成長のデータセンター市場において、当社の事業拡大を加速させると確信している。特に、当社のネットワークをアジアの他の国に拡張していく際には」

APGは、オランダ最大の年金基金であるStichting Pensioenfonds ABPの子会社です。OneAsiaへの出資は、Chindataへの10.43%の出資に続き、アジアのデータセンター市場に向けた2度目の投資案件となります。

「OneAsiaは、この点での実績と、ESG(環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の略語)分野における意欲があり、私たちにとって明白なパートナーであった。チャールズ・リーとそのチームと組めることを嬉しく思う」APG Asset Management Asiaの不動産部門責任者であるグレーム・トーレ氏はこのように述べています。

Data Center Dynamics

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