オーストラリア・シンガポール・ケーブルの修復作業は継続中、Vocusは暫定的に金曜日の修復を目指す~ただし天候次第

「CSリライアンス号」は現在、8月1日に断線したオーストラリア・シンガポール・ケーブルの修復を試みています。

当ケーブルのオペレーターVocus社は、4,600kmのケーブルが8月13日(金)遅くに修復の完了を目指していますが、天候次第である、と述べています。

CSリライアンス号は8月6日、パース沖で発生したケーブル切断部に初めて到達し、9日までにいくつか切断されたうちの一つを修理しました。しかし、悪天候のために一時的に停泊を余儀なくされ、作業が滞ってしまいました。

同社の発表によると「天候が回復したため、CSリライアンスの修理作業を継続することができました。」

「修理作業は、天候にもよりますが、金曜日の夜には完了する予定です。」

なお今回の被害の原因についてはまだ不明です。今月初め、同社は今回の事故が 「複数の場所で発生しており、復旧に時間がかかる可能性のある深さで発生している 」と話していました。

破損箇所はパースのケーブル陸揚げ局から約18kmの地点です。クリスマス島、ジャカルタ、シンガポールを経由するケーブルの残りの部分は、まだ稼働しています。

オーストラリアからシンガポールに接続するユーザーは、他のケーブルに迂回しているため、若干のレイテンシが発生する可能性がありますが、Vocus社によると、切断後すぐに遅延を大幅に減らすことができたとのことです。

続報が入り次第、この記事を更新します。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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