アフリカのスタンダード銀行で5時間に及ぶ障害
アプリやオンライン・バンキングにアクセス不能
アフリカ最大の銀行スタンダード銀行グループは、今週ITシステムに問題が発生し、5時間にわたる停電に見舞われました。
同グループによると、この問題は9カ国の顧客に影響を与えたとのことです。停電の原因は公表されていません。
ユーザーはモバイル・バンキング・アプリにアクセスできず、南アフリカのユーザーはインターネット・バンキングを利用できませんでした。
「これらのサービスを完全に復旧させるための努力は、予想以上に時間がかかりました」と同社は述べています。
資産規模でアフリカ最大の金融機関であるスタンダード銀行は、サハラ以南のアフリカ20カ国で事業を展開しています。
同社は2019年に、本番用ワークロード、顧客向けプラットフォーム、「戦略的なコアバンキングアプリケーション」の大部分をAmazon Web Servicesに移行すると発表しましたが、今回の障害は今週バージニア州北部で発生したAWSの大規模障害とは関係ないと考えられます。
スタンダード銀行は、クラウドへの移行に伴い、データセンターをAfrica Data Centresなどの企業に売却し始めています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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