DigitalBridgeのScala、ブラジルに2つのハイパースケールデータセンターを建設へ

1施設はすでにクラウドプロバイダーに全面賃貸中

Scala Data Centersがブラジルで新たに2つのハイパースケールデータセンターの建設を開始しました。

同社は昨年、DigitalBridgeがブラジルのIT企業UOL Diveoから買収したデータセンター資産から設立されており、サンパウロ州バルエリ市にSP4とSP5のデータセンターを建設する予定です。

SP4の18MWの容量は、すでに非公開のクラウドプロバイダー1社に100%コミットしています。9MWのSP5も1つのテナント向けに計画されています。いずれも自然エネルギーで稼働する予定です。

データセンターは、それぞれ2022年4月と9月に運用を開始する予定です。

ScalaのCEO兼共同創業者マルコス・ペイゴは、こう述べています。「SP4とSP5は、お客様のITインフラの成長をサポートするというScalaのコミットメントを反映しています。」

「このようなプロジェクトは、当社の堅牢なプラットフォームの最先端技術や革新的なプロセスの採用を通じて常に進化することにより、当社の成長を推進します。」

Scalaは2つのデータセンター以外にも、Tamboreキャンパスに大型SP6施設を建設し、カンピーナスとジュンディアイに新しいキャンパスを建設する予定です。これらを合わせると、合計で約300MWになる予定です。

また、Scalaはメキシコ、チリ、コロンビアでの拡張も視野に入れています。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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