StonepeakのDigital Edgeがインドとタイでの事業拡大へ
2028年までにフットプリントの倍増を目指す
Digital Edgeは、今後5年間でデータセンターのキャパシティを2倍以上に拡大する計画を立てており、さらにインドとタイへの進出を計画しています。
ニューヨークを拠点とするプライベートエクイティ企業Stonepeak Infrastructure Partnersは、2020年8月にDigital Edgeを設立しました。同社は、東京と大阪に所在する日本国内8か所、ソウル、釜山、仁川に所在する韓国国内3か所、そして、フィリピンのマニラ、インドネシアのジャカルタに各1か所など、APAC地域で10数か所のデータセンターを運営あるいは建設中です。
Digital EdgeのCEOであるSamuel Lee氏は今週、Mingtiandiに対し、同社の目標は今後5年間でポートフォリオを現在の210MWから500MWに拡大することであると語りました。
「アジアについて語るとき、最大のハイテク市場の1つであるインドを無視することはできないので、我々は間違いなくこの市場を視野に入れています。データセンターの市場としては非常に大きく、プレーヤーも多く、人口も多く、大きな国であり、インターネットインフラは基本的に人口に追随するものです」と同氏は述べています。
「一般的な原則として、私たちはお客様が望むところについて行くことにしています。GoogleのCloudプロバイダーの発表に関するニュースを追ってみると、彼らがバンコクに進出することを発表したばかりであることがわかります」と彼は付け加えます。「このような魅力的な市場は、明らかに私たちのレーダースクリーンに映し出されることになります」
さらに同社は、フィリピンのマニラにも2棟目の10MWの施設を計画中です。
以前はエクイニクスのアジア太平洋地域担当プレジデントを務めていたこともあるLee氏は、次のように述べています。「フィリピンにおける2番目のデータセンターは、10メガワットよりもはるかに大きなものになると確信している」
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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