マイクロソフトのAzure OpenAI Serviceが一般提供に拡大、近日中にChatGPTを追加予定

マイクロソフトは、クラウドサービス「Azure」にチャットボット「ChatGPT」を追加する計画を進めています。

同社は、OpenAIの技術へのアクセスを提供するプログラム「Azure OpenAI Service」が、一般提供に入ったと発表しました。

同サービスでは現在、GPT-3.5、Codex、DALL-Eなど多数のAIモデルが提供されています。ただし、ChatGPTはまだ提供されていないが、同社は “近いうちに ” これを追加することを約束しています。

マイクロソフトは2019年にOpenAIに10億ドルを投資し、新しいAI技術を商業化するこのスタートアップ企業の優先パートナーになりました。

当時、両社はAzure AIスーパーコンピューティング技術で協業すると発表していました。その1年後、マイクロソフトはOpenAIのために世界で5番目に速いスパコンを稼働させていると主張していました。

画像生成プラットフォーム「DALL-E」やチャットボット「ChatGPT」の人気もあり、マイクロソフトは現在、同社との協力関係を強化しようとしていると噂されています。

今月初め、 Semaforは、マイクロソフトがOpenAIに100億ドルを出資し、49%の株式を取得するとともに、投資を回収するまでOpenAIの利益の75%を得るという取引について交渉中であると報じました。

同時に The Informationは、マイクロソフトが早ければ今年3月にもChatGPTのバージョンをBingに統合する可能性があり、Word、PowerPoint、Outlookへの追加も検討していると報じました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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