IBM、メインフレーム「Zシリーズ」新製品を今年後半に発売予定と発表

z15後継機は2022年後半に登場の可能性

IBMは、同社のメインフレーム「Zシリーズ」の新モデルが今年後半に登場することを確認しました。

同社は今週の決算説明会で、z15メインフレームの後継機種は2022年第2四半期以降にリリースされる予定であると述べています。

IBMは今週2021年第4四半期の決算を発表し、四半期で167億ドル、年間では573.5億ドルを計上しました。インフラストラクチャ(ハイブリッド・インフラストラクチャ、インフラストラクチャ・サポートを含む)の売上高は44億ドルで、0.2%減となりました。

その後の決算説明会Registerが最初に報道)で、IBMのSVP兼CFOのJim Kavanaugh氏は、IBMが 「上半期(半年)の後半にメインフレームの製品サイクルに入る 」と述べました。

新しいシステムの詳細は明らかにされませんでしたが、同社は現行システムの売上が発売から3年近く経って減速していると指摘し、2021年第4四半期の決算ではIBM Zが6%減少したと報告しています。

IBM会長兼CEOのArvind Krishna氏は、現在のメインフレームのモデルサイクルでは11四半期目であり、同社が持つメインフレーム・プログラムの中で最も成功したと話しています。新モデルの登場は2022年上半期/下半期の後半になると認めました。

ライフサイクルが終わろうとすることに伴い顧客は新モデルを待つ傾向があることから、「第1四半期はメインフレームの業績は低調になると予想されますが、その後は伸びると思われます」と同氏は述べています。

IBMは2019年にz15を発売しましたが、The Next Platformは新システムはIBMの新しいTelum z16チップ(Samsung製)を使用すると報道しています。

クラウドコンピューティングの導入ラッシュにもかかわらず、世界のメインフレーム市場は依然として数十億ドル規模のセグメントであり、企業は重要な大規模取引においてその高いスループットと信頼性に依存しています。大手クラウドプロバイダーのほとんどは、メインフレームのモダナイズと移行サービスを開始することで、顧客のメインフレームからの離脱を目論んでいます。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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