NTT、日本でネットワーク障害発生、通信サービスに影響も
NTTは、4月3日未明、日本国内でネットワーク障害が発生し、子会社のNTT東日本およびNTT西日本に影響を及ぼしました。
現地メディアの報道によると、NTTは現地時間の今朝7時10分頃に大規模なネットワーク障害に見舞われましたが、その後、影響を受けたサービスは回復しています。
共同通信によると、この障害はNTTのインターネットおよび固定電話サービスに影響を与え、最大でインターネット回線446,000回線、固定電話サービス233,000回線に影響が出たとされています。
共同通信によると、この障害は通信機器の故障が原因とされており、数時間後にサービスは復旧したとのことです。
ネットワーク停止中に影響を受けたのは、東京、大阪、石川、愛媛のユーザーで、合計13都道府県でした。
また、NTTの光回線サービスを利用しているNTTドコモとソフトバンクも、この障害によって接続に支障をきたし、110番や119番などの緊急サービスへの通話にも影響を受けました。
今回の障害は、昨年7月に日本の競合であるKDDI株式会社を襲った全国で約4000万人が携帯電話サービスを受けられない状態に陥った障害ほど深刻ではありませんでした。この時の障害は週末全体に及び、長時間のダウンタイムの原因は「機器の故障」でした。
これに先立ち、NTTドコモは2021年10月に200万人の顧客が影響を受けた障害に見舞われ、ユーザーは音声およびデータサービスにアクセスできなくなっています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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