吉田氏、ファイナルファンタジーXIVのデータセンター拡充へ

ファイナルファンタジーXIVのクリエイティブディレクター兼プロデューサーである吉田直樹氏が、高い評価を得ているMMORPGの次の10年に向けた目標を語りました。吉田氏は、世界中の各リージョンにデータセンターを増やすだけでなく、データセンターをまたいでプレイヤーがパーティを組めるようにしていく事について言及しました。

ゲーム用データセンターは、ゲーム開発会社やパブリッシャーが所有・運営する場合もあれば、ゲームインフラのホスティングを専門とするサードパーティ企業が運営する場合もあります。

これは、オンラインゲームをサポートするために特別に設計されたサーバー、ストレージデバイス、およびネットワーク機器を収容する施設です。これらの データセンター は、世界中のゲーマーに高性能コンピューティング、低遅延、高速接続を提供するために設計されています。また、通常、ゲーム用ワークロードに最適化された専用のハードウェアとソフトウェア構成を備えています。

このような事から、物理的なデータセンターの設置を検討する作業を開始する場合、 レイテンシー についてあまり心配する必要はないと吉田氏は述べています。

その上で、「世界のどこにいても、他のプレイヤーと同期したり、パーティを組んだりできるように、さまざまな リージョン をつないでいくのは大変なことだ」とも話しています。

吉田氏は、Xboxプラットフォーム上でプレイしているプレイヤーに、一縷の望みを託しています。「だが、私たちがゲームを提供していないプラットフォームはまだまだあります」

「ゲーミングデータセンターは、ゲーマーが求める高品質のオンラインゲーム体験を提供するために不可欠です。最新のテクノロジーと特殊なハードウェアおよびソフトウェア構成を活用することで、これらのデータセンターは、ゲーマーがお気に入りのゲームを最小限のラグと最高のパフォーマンスでプレイできるようにするのに役立つでしょう」

W.Media (Hazel Moises記者)より抄訳・転載

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